こんにちは!
ティーチャーズ代表、
「まいんどふる・きっちん」の
中場牧子です。
今朝は食育ティーチャーの
棚橋伸子先生と一緒に、
カフェで打ち合わせをしていました。
そのときに、ひょんなことから
ハワイ島の話になりました。
棚橋先生は大のハワイフリークで、
もう35回も訪れているそうです。
その彼女の口から、ハワイ島について
出た言葉はこうでした。
「大地の鼓動を感じるようなところ」。
あ、その感覚、私も知ってる!
そう思って、帰宅してから
懐かしくなって大昔の写真を見返しました。

初めて買ったデジカメで撮った写真。
もう16年前の南米チリ留学です。
私は学生時代、
チリの首都サンチャゴに留学してたんです。
一般のチリの学生たちに混ざって
スペイン語で大学の授業を聞いて、
レポートを書いたり
テストを受けたりするのは
かなりハードな体験でした。
最初の10か月くらいは、
とにかく必死に勉強しました。
その甲斐あってスペイン語は格段に上達し、
日常会話にはほぼ不自由しなくなりました。
そして留学に必要な単位が取り終わると、
残りの2か月はリュックを担いで
ひたすら旅をしました。

ラテンアメリカの文学様式を
表す言葉として、
「魔術的レアリスム」
というものがあります。
ガルシア=マルケスの『百年の孤独』を
その頂点とするこの潮流では、
日常的でリアルな世界をフィクションにし、
通常とは異なる描写をすることで
際立たせます。
その一方で、現実世界に起こる
まるでフィクションのような特異な出来事を
さらりと描写して受容可能にします。

南米に実際に行ってみると、
あちこちで驚異と日常の融合が
まるで当たり前のように行われていて、
「なるほど、だからこそ魔術的レアリスムは
ラテンアメリカの地で花開いたのか~」と
納得しました。
そして、自分がそれまで「常識」だと
信じ込んでいたものが、
実は「常識」なんかではないということを
何度も体験しました。

今思い返すと、
このようなビックリ体験の蓄積こそが、
それまでの私が学校教育の中で身につけて
後生大事に抱え込んでいた
カビの生えた「常識」を手放し、
「新しい世界」を受け入れるためには
必要だったのです。

それではこのあたりでまた今度!
いつでも
「まいんどふる・きっちん」に
いらしてくださいね。
=========================
マインドフルネス × 食育
=「本番力」!
「まいんどふる・きっちん」の
ホームページはこちらから ⇒ ☆
=========================