おはようございます。
ティーチャーズ代表、
「まいんどふる・きっちん」の
中場牧子です。
昨日、三原色パステル画について書きながら
思い出したことがありました。
今日はそのお話を書きますね。
もう20年近く前になるでしょうか。
スペインのカスティーリャ地方、
サラマンカという都市に滞在していたころ、
語学学校の友人と一緒に、
絵を描くワークをしたことがあります。
先生はスペイン人、
そして私以外は全員ドイツ人でした。
お題は「青空と太陽」。そして「夜空と月」。
それを各々のノートに描きました。
そしたら突然、
「MAKIKOの絵がすごいぞ!」
「MAKIKOは印象派か?」
みたいな感じでやたら皆が私の絵に注目
周りの絵を見ると・・・
私だけ太陽が真っ赤で、
月が黄色だったんです。
で、皆一様に
太陽が黄色くて、
月は銀色か白でした。
更に、夜空を真っ黒に塗ったのは私だけ。
皆の夜空は・・・紺色。

で、焦って仲間を探すべく
まわりをキョロキョロ見まわしてる私を見て、
スペイン人の先生が気の毒そうに一言。
「MAKIKO、あのね、
私たちスペイン人にとっても
太陽は黄色で、月は銀色なのよ。」
あああああ。
私ってつくづく日本人なんだなぁと
感じた出来事でした。
日本語を母語とする段階で、
世界の見え方は日本人仕様になるんですね。
言語に限らず
どっぷりと一つの世界観に浸かってると、
考え方が限定されちゃうことって
よくあります。
だから、たまには
逆さから世界を眺めてみるのも大事!
Fair is foul, and foul is fair.
『マクベス』からの言葉です。
「キレイは汚い、汚いはキレイ」なんて訳してると
意味不明になります。
でも、思い切って逆立ちして世界を見てみれば
この言葉がストンと腑に落ちること、
たくさんあって思います。

これぞ、ヨガ的な
世界の見方を一瞬で変える
究極のテクニック!
だけどもちろん、
誰でもどこでも逆立ちできるわけじゃない。
だから、
今は深呼吸して胸を開いて
視線をちょっと上にあげてみて。
そしてマインドフルに、世界を見渡します。
そしたら都会の真ん中だって、
ステキな空が広がってるんです。
ほら、ねっ

それではこのあたりでまた今度!
いつでも
「まいんどふる・きっちん」に
いらしてくださいね。
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マインドフルネス × 食育
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