こんばんは!
ティーチャーズ代表、
「まいんどふる・きっちん」の
中場牧子です。
三連休の初日、
東京では生憎の雨となりました。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今日は不安と恐怖の
対処法について書きますね。
といっても、
非常に卑近な例ですが・・・。
今週、私は長男(9歳)を初めての
血液検査に連れていきました。
そう、子どもにとっては
血液検査なんて恐怖そのものです。
行く前から、
「血液検査なんてしないよね?」と
不安に駆られて大騒ぎでした。
何度も何度も同じことを聞かれ、
私もだんだん面倒になって
「さぁ、どうだろうねぇ」と
曖昧なお返事。
で、クリニックについて、
お医者さんが採血の器具を
取り出すと、もう大騒ぎです。
診察室で、
「わ~、本当にやめて~!
ひどいよ~、お願い!お願い!
こんなの嫌だ~~~!!!」
と、パニックになって大絶叫。
私が「呼吸しなさい!!!」と
叫んでも、
全く耳に入らず・・・(汗
あまりに暴れて危ないので、
結局、私と看護師さんと
二人がかりで押さえつけての
採血となりました。
でも小児科のお医者さんは
さすが、慣れていました。
騒ぎに動じることなく
かなり事務的に、
血管が浮き出たところで
テキパキと針を刺しました。
で、針が血管に入ると、
「あれ?あまり痛くないね」と、
長男は怪訝な顔つきで言いました。
いきなりスッと落ち着いたのです。
そして、お医者さんに
「これは血管を針が突き破ってる、
ってことですか?」なんて、
採血の様子を観察しながら
質問しているのです。
帰り道でも
「騒いで損したな~。
血液検査って、思っていたよりも
大丈夫なんだね」って言ってました。
そうなんです。
子どもにとっては、
初めてのことって沢山あります。
大人だったら
「ああ、そうか」で
済むことだって、
子どもにとっては未知の世界。
だから怖いんです。
“今、この瞬間の体験に
意図的に意識を向け、
評価をせずに、
とらわれのない状態で、
ただ観ること”
「針で刺されるなんて嫌だ、
痛いに決まってる!」
っていう恐怖心にとらわれると、
事実をありのままに
観ることはできません。
怖いものは何倍にも膨れ上がり、
まるでホラー映画を
自作自演しているような
状況になります。
このホラー映画から
助け出すためには、
周りの大人が冷静でいることが
一番大切なのではないかと思います。
大人までが巻き込まれて
騒ぎ出すと、
結局、ホラー映画の出演者が
一人増えるだけ。
受験や発表会では、
子どもが緊張からパニックに
なりやすい状況が多々あります。
そんなときは、
周りの大人がどれだけ
平静さを保てるかが、
子ども自身が平静さを
保つための
サポートになるんですね。
マインドフルネスの
可能性を、
改めて感じた出来事でした。
それではこのあたりでまた今度!
いつでも
「まいんどふる・きっちん」に
いらしてくださいね。
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